【補聴器専門店および関連施設の方のお役立ち情報】施設や店舗ではどうしてる?新型コロナウイルス感染症対策関連、“店頭でもすぐに使えるポスター作り”について、まとめてみました。

2020年4月7日に政府から「緊急事態宣言」が発令されて、1週間が経過しました。

高齢者を中心とした患者様・お客様に対して対面で行う補聴器販売・調整業務においても、他の業種同様、慎重な感染対策が求められます。

施設や店舗によっては、臨時休業・営業時間の短縮・完全予約制などに移行した上で、接客時にどのような感染対策を行うか明示するところも増えています。

こうした取り組みは、患者様・お客様の安全と安心に寄与するだけでなく、業務にたずさわる従業員にとっても、「自分を守る」上でとても大切な取り組みです。

しかし、難聴の方とのやりとりにおいては、マスク着用により、話し手の口形が見えないため、会話の内容が伝わりづらいなど問題点もあります。

よって、それを補う形の「視覚情報」の発信がより重要となってきます。より効率的な情報発信を行うためには、ルーチンで説明していることを一目でわかりやすくまとめたポスターなどの活用が欠かせません。

ここでは、店舗施設内で目を引きやすい関連事項のポスターを4つご紹介します。このまま使うもよし、アイデアからインスピレーションを受けて、自店専用のポスター作りの参考にしてみてはいかがでしょうか。

本記事の巻末では…

最新追加情報として、補聴器メーカー各社の新型コロナウイルス感染症対策のアクションについてもまとめております。併せて御覧ください。

1つ目は、「首相官邸」サイトから。感染症対策をまとめたチラシが約10種類用意されています。

2つ目は、小規模店舗向けのポスターを作成された「株式会社バウム」さんのサイト。シンプルでわかりやすいテンプレートが無料配布されています。

出典:https://ba-um.jp/socialdistancing/

新型コロナウィルス対策のため営業縮小、営業形態の変更を行う小規模店舗向けのポスターデータを無料配布しています。

このポスターは営業形態の変更について直感的に伝えることを助け、厳しい商環境下での事業継続の一助となることを目指しています。

引用元:株式会社バウム https://ba-um.jp/socialdistancing/

3つ目は、熊本県のキャラクター「くまモン」の啓発用イラスト。本来であれば、くまモンのイラストは使用の際に承諾がいるのですが、今回のイラストは届出をすることによって使用できるということです。お子さんの多い施設などでは、このようなお馴染みのキャラクターを利用するのもいいかもしれません。

4つ目は、おしゃれなポスターやチラシのデザインができる「Canva」から。こちらもコロナ対策用のテンプレートが用意されています。店舗施設のイメージに合わせてアレンジしてみてはいかがでしょうか。

出典:https://www.canva.com/ja_jp/coronavirus-awareness-collection/

店舗や施設での案内や工夫によって、難聴の方とのコミュニケーションがより円滑になりますように!

NEW!!

<追加情報 最新記事>ポスター関連ではありませんが、補聴器メーカー各社も動いています。

マサヒト

追加情報として、補聴器メーカーの動きについてもまとめておきます。

補聴器業界でも、メーカー各社が新型コロナウイルス感染症対策について、自社ホームページで発表しています。

メーカーホームページにはズバリどんな事が書かれている?

・特定期間中に修理保証期間が満了するお客様に対して、特例措置として一定期間、修理期間を延長します。
・出勤する人員の問題で通常よりも日数を要します。
・海外からの部品供給、流通の都合で一部機種が欠品しています。
・販売店が営業自粛している場合、ご自分でもできる補聴器メンテナンスの方法紹介など

詳しくは該当する補聴器メーカー各社のページをご参照ください。

マサヒト

中でもスイスの補聴器メーカーフォナック社のページはかなり使える印象です。「音の出が今ひとつ良くないな…」と感じた場合、ユーザーの皆さんご自身で補聴器をメンテナンスする方法なども動画で公開されてます。

マサヒト

お客様に電話やメールで問い合わせを受けた際に、こうしたメーカー発の動画あると本当に便利ですよね。補聴器専門店、関連施設の皆様もぜひ、活用されてみてはいかがでしょうか?